出版物教員の著書・訳書を紹介します

<訳書>脱成長がもたらす働き方の改革

より多く稼ぎ、万人が働き、より良く生活するために! 気候変動やパンデミックの時代の「働き方改革」を唱え、労働の在り方を問う。

セルジュ・ラトゥーシュ 著
中野 佳裕 訳
税込価格 2,200円
発売日:2023年11月27日
出版社: 白水社
判型・ページ:4-6 130ページ
ISBN:9784560094761

<新刊>応用哲学(3STEPシリーズ)

哲学は抽象的——。そんな先入観をくつがえす新しくてアクチュアルな学問が応用哲学。環境、貧困、医療、AI、そしてアニメやスポーツ、さらにeスポーツなど、現代的テーマに各分野の専門家と哲学者がともに挑む。だれもが応用哲学するための基礎と作法を伝授する入門書。

目次
序 章 応用哲学—具体的なものから始める(松田 毅)
第1章 気候危機—脱炭素社会の実現とシステムチェンジ(豊田陽介)
第2章 気候工学—気候変動対策の切り札となるか(藤木 篤)
第3章 システム—多重のシステムを生きるわたしたち(松田 毅)
第4章 脱成長—消費社会から節度ある豊かな社会へ(中野佳裕)
第5章 貧困—グローバルかつローカルな視点から貧困を考える(原口 剛)
第6章 生殖技術と身体—身体はどのように被っているか(中 真生)
第7章 生殖技術—どのようなルールが必要か(小門 穂)
第8章 予防医療—わたしたちが目指す「健康」とはどのようなものか(安倍里美)
第9章 人工主体—わたしたちは「主体」を創り出せるのか?(新川拓哉)

中野佳裕 著
税込価格 2,420円
発売日:2023年10月18日
出版社: 昭和堂
ページ:240ページ
ISBN:978-4-8122-2223-2

実在とは何か —西田幾多郎『善の研究』講義

西田幾多郎が、自らの「哲学的思想を述べたもの」、『善の研究』の「骨子というべきもの」と語る、同書第二編「実在」の徹底的解説書。
「実在とは如何なる者であるか。主客の対立なく、知情意の分離なく、単に独立自全の純活動あるのみである。」

大熊 玄 著
税込価格 2,970円 362ページ
発売日 2023年2月
出版社 新泉社
ISBN 978-4-7877-2209-6

「死にたい」とつぶやく:座間9人殺害事件と親密圏の社会学

事件はなぜ起きたのか
「死にたい」とつぶやいた者たちは、本当に死を望んでいたのか。
なぜ、家族ではなく、その外部に救いを求めたのか。
SNSに溢れかえる「死にたい」の声に、私たちはどう向き合うべきか…
実際に起きた事件を取り上げ、「死にたい」という言葉が一種のメディアとして機能したという点を取り上げた著書。

中森 弘樹 著
税込価格 1,980円 328ページ
発売日 2022年12月
出版社 慶應義塾大学出版会 
ISBN:978-4-7664-2818-6

入門 人間の安全保障 増補版 —恐怖と欠乏からの自由を求めて

2012年12月に出版した同書の増刷版。
1994年、国連開発計画によって「人間の安全保障」が提唱された。国家ではなく、一人ひとりの人間を対象とするこの概念は、頻発する紛争や暴力、世界を覆う貧困や飢餓からの自由を目指し、国際社会のキーワードとなった。本書では人道支援、地雷禁止条約策定交渉などの活動を続けてきた著者が、国際政治学の知見をふまえ、エッセンスを解説。増補版では新章を加え、全面的にデータを刷新した。

長 有紀枝 著
税込価格 990円 320ページ
発売日 2021年1月
出版社:中央公論新社
ISBN-13 ‏978-4121921956

スレブレニツァ・ジェノサイド —25年目の教訓と課題

1995年、ボスニア東部のスレブレニツァで起こったボシュニャク(ムスリム)人の虐殺は「第二次世界大戦以来の欧州で最悪の虐殺」と称され、旧ユーゴスラヴィア国際刑事裁判所で唯一「ジェノサイド」と認定されている。事件から25年が経過。地域研究・歴史学、国際法学、国際政治学それぞれの観点から、スレブレニツァ・ジェノサイドを多角的・重層的に捉え直すことで、その実像を浮かび上がらせる。第一線で活躍する研究者・実務家らによる渾身の労作!

長 有紀枝 編著
税込価格 3,520円 264ページ 
発売日 2020年10月
出版社 東信堂 (2020/10/29)
ISBN-13 978-4798916460

善とは何か  西田幾多郎『善の研究』講義

今なお高い人気をほこる『善の研究』。難解だといわれる“日本最初の哲学書”を初学者でも読める平易な現代口語訳にした第三編。講義形式でわかりやすく綴り、なんとなく哲学に興味のある人から、前に『善の研究』を読もうとして挫折した人、自分の生き方を根本から考えたい人まで、哲学の予備知識なしで読み進められる一冊。

大熊 玄 著
税込価格 2,970円 397ページ
発売日 2020年4月
出版社 新泉社
ISBN-13 978-4787720054

はじめての大拙

禅を世界に広めた哲学者・鈴木大拙がどうしても伝えたかった「禅の本質」を厳選された言葉から読み解いていく、今までにない「大拙入門」。
「大拙爺さん」の語りに耳を傾けながら「禅」の本質を感じ取る一冊。

大熊 玄 著
税込価格 1,430円 200ページ
発売日 2019年7月
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
ISBN-13 978-4-7993-2539-1

失踪の社会学 —親密性と責任をめぐる試論

失踪とは何か。その不条理さ、不可解さ、やりきれなさは、何に由来するのか。失踪が惹起する実存的な問いを突きつめ、あなたや私がそこにいる、という一見自明の事態を根底から見つめなおす著書。

中森 弘樹 著
税込価格 4,620円 368ページ
発売日 2017年10月(初版)
出版社 慶應義塾大学出版会 
ISBN-13 978-4766424812

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