私が50歳から学び始めたこと

東京メトロポリンタンテレビジョン株式会社 常務取締役 山崎宇充さん

2021/04/26

修了生

OVERVIEW

東京メトロポリンタンテレビジョン株式会社 常務取締役として活躍される山崎宇充さんにお話を伺いました。

生涯学び続けること = 目的を持ち続けること

多くの業界で新たな事業創出に従事したことで、一種の“高慢さ”を持ち、他人の意見や論調に耳を貸さず、頭の中で常に持論を展開していた自信家の私は、ウォフォード・カレッジ学長 ベン・ダンラップ氏が語る「生涯学び続けること」(YouTube:TED 2007)を見て、大きく考え方が変わった。「知と経験に対する決して消えることのない不屈の欲求が、思い描く未来の形を作る」という力説が、私の心を動かし大学院に通うという結論に導いたのだ。

身近な社会問題を自分事に捉える

幅広い”知”を求めて、21世紀社会デザイン研究科を専攻したのだが、これが大正解であった。知らなかった、必要ないと思っていた分野に接すると、次第に関心を持ち始め、関連する本を読むとこれが面白い。
当初、50歳で大学院に通うという恥ずかしさがあったのだが、共に学ぶ仲間は20〜70代、経営者に建築家、サラリーマン、OL、NPO主催者、専業主婦など様々で、経験や考え方の異なる面々の意見を聞くことが本当に面白かった。
誰でも、年齢を重ねるごとに「もっと勉強しておけばよかった」と思うのではないか。「学ぶことの楽しさ」、「知ることの尊さ」を教えてくれた大学院での2年間は、今も私の糧となっている。
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

プロフィール

PROFILE

山崎宇充さん

東京メトロポリンタンテレビジョン株式会社 常務取締役
立教大学 社会デザイン研究所 研究員
2019年3月修了

※プロフィールの内容は取材時点のものです。

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