大学院はお互いの考え・意見を率直にぶつけ合うことができる希少な場

会社役員&大学院非常勤講師 大森英直さん

2022/06/21

修了生

OVERVIEW

本研究科修了後、現在は会社役員&大学院非常勤講師としてお仕事をされる大森英直さんにお話しを伺いました。

Q.21世紀社会デザイン研究科へ進学したことが、大森さんの人生やキャリアにとってどのように影響しましたか?
自分に自信が持てるようになったことと、自分のブランドを高めることができたことが大きな変化でした。限られた時間内で論文を書きあげることは相当の努力が必要とされますが、それをやりきれたことが自信につながりました。また、大学院の非常勤講師として教鞭をとることになったこと、50歳にしてキャリアップ(転職)に繫がったことも大学院を修了したことが大きいと思っています。


Q.大森さんが21世紀社会デザイン研究科に進学したことにより得たものは何ですか?
「同期」というかけがえのない友を得たことが一番の収穫だったと思います。普段の生活の中では激しく議論するといった機会は滅多にありませんが、大学院はお互いの考え・意見を率直にぶつけ合うことができる希少な場で、そこで得られた友は一生ものです。今でも親交があり、公私共に様々なことを教えられたり助けてもらったりすることがあります。
Q.これから受験を考える方や在学生へのメッセージをお願いします。
年を重ねていく中で、若い頃に思い描いていた理想の自分とのギャップに思い悩むといったことはよくあります。私もその一人でしたが、そんな時は一度立ち止まり、学び直す時間が必要なのではないでしょうか。
とはいえ、学び直すといっても独学ではなかなか継続することが難しく、得られる知識にも限界があります。
大学院では知の巨人といえる先生方や向上心が旺盛な学友が多く存在し、彼らから得られる知識や刺激はとても新鮮なものです。また、いくら知識があったとしても、それを社会に提示し認知されなければ、新たな活躍の場を得ることは難しいのが現実ですが、そういった点で大学院修了というブランドを手に入れることは有利にも働きます。
私は21世紀社会デザイン研究科で、リスクマネジメントについての研究を行いましたが、人も企業もリスクを負わずして成長はできません。実際、学び直しとして大学院に通い続けるには時間・体力・費用等、多くの負担もあります。ですが、それ以上に得られるものは大きいです。
「大学院で学ぶというリスク」を「自分の成長への投資」として、多くの社会人に挑戦していただきたいと思っています。


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インタビュアーより
“「大学院で学ぶというリスク」を「自分の成長への投資」として”というお言葉が大変印象的でした。
どうもありがとうございました。


※記事の内容は取材時点のものです。

プロフィール

PROFILE

大森英直さん

リスクブランディング株式会社 取締役
事業創造大学院大学・開志専門職大学 非常勤講師
2019年3月修了

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